図書館情報学課程

基本理念

本課程は2001年4月に開講、カリキュラムの特色として下記の3項目を掲げています。

  • 伝統的な図書館業務にとらわれない情報や図書館の活用能力の教育
  • 図書館職員に限らず企業の情報スペシャリストとしての人材養成
  • 大学内の教育研究の活用化に役立つ実学教育

さらにこのコンセプトの具体的な目標として3つ挙げています。

(1)生涯学習社会に向けた社会人教育 (2)情報サービス情報教育 (3)伝統的な学部教育の実学教育

授業は講義形式のものに加えて、グループ学習を積極的に取り入れ、さらに学内ネットワークやインターネット環境を駆使した実践的な授業を行なう工夫などがなされています。 

概要

公共図書館や学校図書館では、あらゆる情報アクセスへのサポートが日々行われています。公共図書館では例えば子育てやビジネスに関する情報の提供、学校図書館では事前学習事後学習などでの役割も評価されています。本学の図書館情報学課程は、情報に関わる専門的業務の基本的なスキルの習得を想定し設置されています。修了者は「司書」または「司書教諭」となる資格を取得します。司書コースあるいは司書教諭コース、各コース単位に加え所定の単位修得により、「学校司書」となるスキルの認定もされます。新卒で公共図書館に勤務できる人は全国の大学の資格取得者に対しごくわずかです。ですが、将来のキャリアで、公共図書館、学校図書館、アーカイブズ機関、研究実験室、資料の管理をする総務部門、情報のマネージメントが想定される職種が考えられる場合には、受講の検討をしてみてください。2012年度以降の司書資格は、要単位数が増えています。情報をめぐる社会での要望に応えるためもあり、コンピュータ関係のスキルや理解を高める授業内容なども追加されています。 関心を持たれている、コンピュータの学習について一言、加えておきます。教養科目では、基本となるhtml言語やPython言語を本学でも学習します。司書コースでは、文科省のカリキュラム方針を踏まえ、SQL言語とPHP言語で実際にデータベース作成をします。あるいは電子書籍の縦書きや横書きをエディタでコーディングしてFTP送信し、ネットワーク公開をします。

受講登録年次及び履修期間は次のようになっています。入学後に担当教員と相談しお考えいただけます。

  1.  図書館情報学課程の受講登録は原則として2年次のみです。2年次の4月から課程科目の受講はスタートです。
  2.  司書科目と司書教諭科目の同時履修は授業の重なりもあり不可能です。(ただし他コースの選択可能な科目は受講できます。)
  3.  司書科目または司書教諭科目の履修者は学校司書となるスキル認定のための科目を履修できます。
  4.  履修期間は、2年次、3年次、4年次の3年間とし、卒業と同時に所要単位数を修得した方に、「司書」または「司書教諭」となる資格が与えられます。また、「学校司書」となるスキルの認定が本学により受けられます。

図書館情報学課程は全学科の学生に開講しています

図書館情報学課程は毎週土曜日、北16条キャンパスで開講されており、文学部と人間生活学部の6学科の学生が一緒に学んでいます。

  1. 伝統的な図書館業務の枠に捉われない情報や図書館の活用能力の教育
  2. 公共図書館や学校図書館をはじめ各種図書館、企業等の情報スペシャリスト育成
  3. 大学内の教育研究の活性化に役立つ実学教育、などを目指す

図書館情報学課程では情報を活用する理論と技術を学びます

  • 所定の単位を取得すれば司書および司書教諭となる資格が得られます。
    (但し本学の司書教諭科目は教職課程受講者および教員免許取得者のみ受講可能です)
  • コンピュータやインターネット情報源の活用能力を高めます。
  • グループ研究や研究発表によりコミュニケーション能力を磨きます。
  • 図書館などの現場実習を応援します。

取得できる資格

司書(任用資格) 司書教諭(任用資格) 学校司書(本学によるスキル認定)

司書科目について

必修科目13科目22単位、選択科目3科目3単位以上の計25単位以上の習得が必要です。

司書教諭科目について

2008年度から文部省司書教諭講習科目による司書教諭コースを開講しています。本課程で所定の単位を習得した者には卒業時に司書教諭講習実施大学より「修了証」が授与されます。
司書教諭カリキュラム(必修科目 5科目10単位)
※なお、司書コースの開講科目の選択履修が可能です。

司書教諭省令科目と本学開設科目の対照表
  開設科目 単位数 省令科目 単位数
必修科目 学校経営と学校図書館 2 学校経営と学校図書館 2
読書と豊かな人生 2 読書と豊かな人生 2
情報メディアの活用 2 情報メディアの活用 2
学校図書館メディアの構成 2 学校図書館メディアの構成 2
学習指導と学校図書館 2 学習指導と学校図書館 2

学校司書モデルカリキュラムに基づく科目履修について

2014年度の学校図書館法一部改正に伴い、2016年に文科省から学校司書モデルカリキュラムが示されました。310直播図書館情報学課程では,2018年度からこのカリキュラムに沿って、新規1科目を含め11科目22単位を学校司書科目として開講しています。司書コースおよび司書教諭コースの受講生は指定された科目の履修により本学から学校司書としての能力を持っていること示す認定証が授与されます。
次に示す科目のうち〇印が司書コース受講生の追加履修科目、☆印が司書教諭コース受講生の追加履修科目となっています。

区 分 授業科目 単位数 備考
学校図書館の運営?管理?サービスに関する科目  学校経営と学校図書館
 図書館情報技術論
 図書館情報資源概論
 情報資源組織論
 情報資源組織演習A
 情報資源組織演習B
 図書館サービス概論
 情報サービス論 2
児童生徒に対する教育支援に関する科目  学校教育概論 〇☆
 学習指導と学校図書館
 読書と豊かな人間性

科目等履修による課程受講について

本学の科目等履修制度による受講もできます。これまで受講が出来なかった同窓生の皆さんも履修が可能です。開講は土曜日です。詳細は教務課(011-736-0311)にお尋ね下さい。

担当教員

?蟹瀬 智弘
?平井 孝典

受講者インタビュー